河原農耕園は、福岡県久留米市田主丸町を拠点とする、夫婦二人で営む小さな農園です。南に並ぶ耳納連山と、北に流れる筑後川の間にある自然豊かな土地で、無農薬のお米を主とし、その他季節毎に露地野菜や、櫨(和蝋燭の原料)などを栽培しています。
●事業内容|農園、仕入販売業、販売サイト運営、商品パッケージや広報物のデザイン
河原行宏 代表(生産・販売/各事業総括)
田主丸という「我楽しう生まる」が由来の町に生まれ、幼少期より野山を駆けまわって育ちました。北海道の高校(北星学園余市高等学校)に進学し地元を離れていた時期もありますが、現在は生まれ故郷で農業を営んでいます。前職(筑後地域雇用創造協議会という福岡県の事業)でご縁を頂いた「食」に携わる地域事業者方々の、食や文化への向き合い方、暮らし、生み出される素晴らしい商品の数々に感銘を受けたことが、農業を始めた切っ掛けです。農家として作物を生産するだけでなく、事業や商品を通してお客様や地域事業者の方々と交流させて頂くことを一つの楽しみとしております。
河原理絵 企画・デザイン/広報/生産補助
大阪生まれ大阪育ち。工業高校、芸術大学でグラフィックデザインを学んだのち、商品企画やデザインの仕事に携わってきました。子どもの頃から自然が大好きで、いつかは自然豊かな場所で暮らしたいと夢見ていましたが、福岡に移住し前職で主人と出会ったことで、いつのまにか思い描いていた場所にいることができています。以前はデスクワークが中心で、食生活の乱れやストレスから体調を崩しがちでしたが、農を中心とした暮らしの中、季節や時間の流れと共に心身と向き合う中で、昔よりもずっと自分らしくいられるようになった気がしています。現在は、これまでの経験を活かして当園の商品パッケージや広報物のデザインなども担当しています。